原作では異邦中国人二人組と伊佐久というヤクザの過去が、複雑に絡む構成だったが、この映画はまるで、ニューシネマ『俺たちに明日はない』を思わせるスピーディな展開。熊切監督の思い切りの良さにうなった。相変わらず弱い久保塚と鈴木君も魅力的だ。

『ディアスポリス』原作脚本
リチャード・ウー


走って、転んで、のたうち回りながら駆け抜ける、クライム・アクション・ロードムービー。70年代の匂いがプンプンします。最近映画観てないオッサン世代にも是非観て欲しい。そしてこういう日本映画がもっと作られて欲しい!

『ディアスポリス』原作漫画
すぎむらしんいち


ドラマ版では手が届かなかった署長や異邦人たちの悲しみをこの劇場版でしっかり掴み上げた翔太くんと熊切監督とキャスト全員スタッフ全員を、心から尊敬します。

映画監督
冨永昌敬


撮影現場は大抵カオスを生み、本編より劇的な事ばかり起きる。
この映画が希有なのは、そのカオスと全員で削った魂を溢すことなく映し出す事に成功している。
本当に熊切監督は凄い。感動もんです。

映画監督
茂木克仁


開始数分で即座にテレビドラマを吹き飛ばし、スクリーンこそオレらの生きる場所だと言わんばかりにどこまでも突っ走る。ヤバいぞ、これぞディアスポリスだ!!!

映画監督
真利子哲也


ATGの頃のザラついた匂いがした
登場人物のアクが迷彩柄のようにヒリヒリと混ざり合い
他のメディアに喧嘩を売るかの如く圧倒的な熊切映画の引力に
心地良く打ちのめされる

俳優・監督
斎藤工


強靭な描写力で汚された世界の中で神を冒涜し神にすがる男たちがみっともなく足掻き回り、映画の原初的な面白さをまとった物語は無常の波にのまれてゆく。
どこまでも映画的な退廃美に溜息が漏れました。

映画監督
城定秀夫


久保塚早紀が追う、アジア人犯罪組織「ダーディ・イエロー・ボーイズ」の周と林。
彼らが銃を撃つ姿は虚しく哀しい。
暴力では、金も、理想の社会も、存在意義も、血の温かさも得られないのだ。

文筆家
森下くるみ


留学生崩れの犯罪集団ダーティーイエローボーイズが暴れまわる。原作を読んだ当時は、現実感のないまま引き込まれていた。2003年に福岡一家4人殺害事件が起きていて、中国人留学生崩れの連中が逮捕されたが、それは特異なケースとして流れていくものだと思っていた。
しかしこの作品を観て、すでに非現実とは言い切れない状況になっていると痛感した。ジャーナリストとして、これまでの裏社会取材で何人もの「周」や「林」と出会ってきた。外国人だけではなく、日本の不良連中の中にも将来を顧みない破天荒な奴らは確実に増えてきているように感じる。
10年前に原作が描いたクライムパラダイス(犯罪者の楽園)は、ひとまわりして今の日本そのものを描いている。

犯罪ジャーナリスト
丸山ゴンザレス


『ディアスポリス』は赤羽がいっぱいだ。裏都庁は赤羽一“アブネェ”ラーメン屋「ただまさ」の前にある謎の廃ビルだし、裏都民たちは赤羽の街に絶妙にハマりすぎている。赤羽って裏都民たちのためにあったのですね。

漫画家、『東京都北区赤羽』作者
清野とおる


映画版のディアスポリス!
凄いことになっています!圧倒されます!
久保塚x鈴木コンビはもちろん、映画版からの新しいキャラクターも最高です!
見終わったあと、気持ちがスーッと晴れやかな気持ちになりました!
是非とも映画館で!!

モデル・女優
福島リラ


全員、孤独。神様はいない。
それなのになぜ彼らは、誰かと寄り添おうとすることを、夢を見ることを、祈ることをやめられないのだろう。
純粋であることは時に人を生き苦しくさせる。
超速スピードで爆走するロードムービーであると同時に、圧倒的なまでに静観して人間を描き切った大傑作。新しいジャンルを発見した気分です。

女優
芦那すみれ


もちろん観ている最中は興奮し、観終わった後は感動した。けれど、観る前にこんなに期待させられた映画は久しぶりだ。もちろん期待は裏切られなかった。期待以上だった。

作家
岩井志麻子


躍動感溢れる映像、悲哀漂う登場人物たち、息をもつかせぬストーリー展開…は期待通りとして、それ以上に使われる銃器類が見事。ノリンコPPN、南部14年式、85式短機関銃、マック11 etc日頃から銃器考証の雑さには閉口していたから、快哉を叫びたい 。

ミュージシャン、俳優
KONTA


都知事選がひと段落したら、今度は「裏トーキョー」が騒がしい!
密入国問題をテーマに置きつつも、エンタメ作品として生き生きと振り切っている。
久しぶりに汗をかいている映画に出会えた。
小池都知事に、是非この映画を見てもらいたい。

映画コメンテーター
有村昆


「楽園」という言葉。この国ではリゾート地の観光パンフや風俗街の看板にしか見つけられぬ言葉。それを必死で掴みとろうとする異邦の若い獣たち。何処に逃げればいいかなんて誰にもわからない。この世界に逃げ場なんてハナから無いのかも。だから、足掻くのだ。

俳優
川瀬陽太


神とはなんなのか、正義とはなんなのか、観終わったあとふとそんなことを考えてしまう作品だった。これは是非色んな世代の人に観てほしい。

モデル・女優・アーティスト
江夏詩織


久保塚が窮地に立たされれば立たされるほど 面白いのが『ディアスポリス -異邦警察- 』。
これまでになくカオスで、物理的にも精神的にも久保塚が過去最高に窮地に追い込まれる今回の 劇場版は、松田翔太がユニークに肉体化させた久保塚早紀の集大成であると同時に、独立した 一本の良質なハードボイルド映画に仕上がっている。

月刊誌「CUT」編集部
今川和広


映画の世界観に引き込まれ、五感が刺激されました。
そして、登場する個性豊かなキャラクターが とにかくカッコいい!
必死に時を生きる姿が切なくも魅力的でした。
男臭いって素敵です。私も男に生まれたら こんな映画に出てみたいと思いました。

女優
川栄李奈


異能の監督による傑作
脚本もよく練られている
俳優の組み合わせもおもしろい
難しい夕暮れの富士山、そして同時に夕暮れの
車の後部も明確に撮影したカメラの手腕はお見事。

26の頭脳をもつ 映画評論家/サー中松博士/バーチャル都知事
ドクター・中松 さん


【高雄映画祭 オープニング作品招待理由】
社会の主流派に受け入れられず取り残され、 迫害されて生きる人達を描いた本作は、 今年の映画祭のテーマ(Fear the Monster/現代 社会を生きる人々が抱える恐怖というモンスター) に完璧にフィットする作品。

台湾 国際映画祭
高雄映画祭

 

トラックロードムービー、素敵だ。 バイクじゃ聞けない、カーラジオ!!

俳優
村上虹郎


※順不同